金融犯罪と新型コロナウイルス感染症(Covid-19):新しい類型、調査、手法の傾向

January 21, 1:00 pm EST

新型コロナウイルスは、現代史において最も重要でグローバルな課題を提示しています。世界中の政府は、その蔓延を抑制し、経済や家庭を守るために並々ならぬ対策を講じてきました。一方犯罪者は、顧客デューディリジェンス(CDD)策の回避、オンライン金融サービスの不正利用、景気刺激策の悪用、金融支援の不正流用など、危機を悪用する機会を素早くつかんでいます。

FATF(金融行動タスクフォース)やユーロポールなどが複数の警告を発しており、金融機関はこの危機の間、潜在的な金融犯罪リスクに警戒する必要があることを強調しています。一方、国内の一部の金融情報機関は、民間金融機関に対して 新型コロナ関連の類型や指標を公表しています。

危機の初期には、多くの金融機関が政府の取り組みを促進するためにKYCプロセスの迅速化を図る一方で、新たなリスクを軽減するために様々なその場しのぎの措置を講じていました。金融機関は、パンデミックに関連する業務上の課題の管理や、不況下での顧客支援に引き続き注力しています。が、一部では、企業存続だけが目的の、悪気のない経営者による犯罪行為の可能性などを特定する調査に焦点が移っています。

今回のウェビナーでは、金融機関が潜在的なリスクを指摘するうえで役立つ指標や、特定されたリスクを調査する際に取るべきステップなど、今回の危機の中で生まれた新たな類型をいくつか議論します。また、監督当局や法執行機関が金融犯罪のリスクを防ぐためにどのような仕組みを用いているのかを探ります。

ウェビナーの内容:
  • 金融犯罪の新たな類型論
  • 不正行為者の進化:プロ犯罪者から生存主義(サバイバリズム)に基づく詐欺企業へ
  • 潜在的なマネーロンダリングや詐欺のリスク指標の変化
  • データギャップの課題とその橋渡しの方法
  • 調査の強化とリスク評価アプローチの変更
  • リスクを軽減するための監督上のアプローチ
  • 法執行への期待と傾向
講演者 :
Brad Maclean、Regulation Asia共同創設者

Matthew Field、Nice Actimize、アンチマネーロンダリング、APACマーケットリーダー


Mark Nuttall、元スコットランドヤード&
インターポール・シンガポール・カントリーマネージャー、Hill & Associates

Beaver Chua
グループポリシーガバナンスおよびAML / CFT責任者
OCBC 銀行シンガポール


NICE Actimizeについて
NICE Actimizeは、地域金融機関およびグローバル金融機関、政府規制当局向けに金融犯罪・リスク・規制遵守ソリューションを提供する世界最大規模のプロバイダーです。NICE Actimizeの専門家は、各種機関や消費者、投資家の資産を保護するために、革新的な技術を適用し、金融犯罪を識別し、不正を防止し、規制遵守を提供します。NICEのクロスチャネル詐欺防止、アンチマネーロンダリング検出、取引監視のリアルタイムソリューションにより、支払い詐欺、サイバー犯罪、制裁監視、市場の乱用、顧客デューデリジェンス、インサイダー取引などの懸案事項に取り組むことができます。

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